私を忘れないで。「勿忘草」前半

おまるです。

かねてより計画していた撮影です。
勿忘草の花言葉「私を忘れないで」をテーマにして、「霞がかった記憶の中の風景」のようなイメージで撮影してきました。

撮影地は千葉県の新舞子海水浴場。

modelは2回目のまゆのんさん( https://twitter.com/chococake459 )です。

 

blog.omaruphoto.com

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記憶

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人は忘れる生き物です。
過去の記憶はどんどん消えていきます。当時どんなに夢中になっていても、どんなの驚いたことでも、時間とともにそれは薄れていきます。
自分ももう小・中学校のことはほとんど覚えてないですね。高校はなんとか覚えてるかな。ただ、ふとした瞬間に思い出すと霞んだ記憶は現実よりもとても良いものとして残る気がします。
思い出補正の回顧厨というやつですね。自分は今「ジャングルの王者ターちゃん♡」を見ながら思い出に浸ってます。

新舞子海水浴場

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以前この場所が紹介されていたブログがありました。
フィルムカメラや白黒で現像されていたかな。冬の海でまるで日本では無いような独特の雰囲気にとても魅力を感じました。

貝殻で埋め尽くされた海岸や波で削られたコンクリートなど、イメージしていった通りの雰囲気です。綺麗に整備された海岸もいいですが、ちょっと寂れた悲愴感すら漂うような空気がとても良かったです。夏は海水浴客で賑わうのでしょうか。そのようには見えないなー。笑

撮影の意図

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「霞のかかった記憶の中の風景」というのが全体的なイメージです。
この前半の撮影は若手サラリーマンが学生時代を思い出しながら「あの頃は良かったー。戻りたいなー。」と、ため息をつきながら物思いにふけっている感じで現像してみました。
自分も大学を卒業してすぐに知らない土地での一人暮らしを始めました。
当時は自宅に戻ると孤独感に心が押し潰されそうになったりもしました。その時に思い出す記憶というのは、楽しく光輝いているものではなく、モヤモヤとして切なく、ただとても美化されたものでした。

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辛かったことや悲しかったことはよく覚えているのに楽しかったことは忘れてしまうというのは不思議ですね。でもそのおかげで、自分のいいように思い出を作れるのかもしれません。

次回はもう少し浅い記憶。まだ、それほど時間の経っていない記憶をテーマに現像してみたいと思います。

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